稽古の流れ

道場の掃除

稽古をする前に全員で道場の掃除をします。

黙想・礼・道場訓

黙想:正座をして目を閉じ、道場訓を唱和し気持ちを切り替え集中して稽古に臨みます。

礼:礼から始まります。神前に礼、先生に礼、お互いに礼。

柔軟体操

準備運動に入る前に、軽く体の柔軟を高めていきます。

準備運動

空手の稽古は、全身運動になりますので、筋肉や関節の柔軟性を高めて、筋肉疲労や稽古中のケガの予防に努めます。

足先、足、腰、手、腕、頭、目などすべての体の柔軟と運動を行っていきます。一つ一つの動作に空手に必要な動きが組み込まれています。

補助運動

空手の基本動作の様々な突き、受け、蹴りを練習していきます。

移動稽古

前後に移動しながら技を出す稽古です。移動しながらの重心のコントロールや動きながらの技の出し方、タイミングを体得します。基本稽古で行った技を、前後左右、回転動作に加え前屈立ち・猫足立ち・三戦立ち・ナイハンチ立ちといった立ち方で移動しながら行います。

型稽古

当会では、剛柔流、泊手の型を中心に稽古します。型は、さまざまな攻撃および防御の合理的な姿勢を表す一連の形式化された動きとなっています。受け継がれてきた動きを忠実に体得することが重要です。一つの動作にも目線、運足、体重移動、骨、筋肉、技をきめるタイミング、力の強弱・技の緩急・呼吸などの使い方が細かく型の中に受け継がれています。完全に体得するには、1つの型で3年以上かかると言われています。

組み手

当会では、試合形式の組手は行っておりません。約束組手として、型の分解をもとに型の活用法について組手を行います。

黙想・礼

黙想:正座をして目を閉じ、呼吸と心を整え、稽古の反省をしながら次の稽古に生かしていきます。

礼:関係者全員に感謝しながら礼で終わります。神前に礼、先生に礼、お互いに礼。

道場の掃除

稽古終了後に全員で道場の掃除をします。