第24回 泊剛会空手道競技大会

今年も24回目となる競技大会を、江戸川区東部区民館にて開催しました。
江戸川、葛飾、行徳、練馬の各支部での一年の空手の稽古の成果を存分に発揮していました。

元気いっぱいの子供たちが、競技になると真剣な表情で試合をしている姿に大人達も身が引き締まります。

当会の競技大会は、空手道の型の習熟度を競います。また個人戦だけでなく団体戦もあり、協調性、整合性、総合力を評価し優劣を判定します。

人の優劣を評価するということは非常に難しいことですが、判定する審判員も正しい評価ができるように審判講習やルール、規則作りをし精進しています。

1年間一生懸命稽古してきた人、そうでは無かった人の差が結果に大きく影響します。子供に目標を持てとか目的をもって行動することなどなかなか難しいことと思います。競技大会はその様なことを学ぶ大切な場と考えています。

昨年の大会で、ライバルに敗退し悔しい思いをした人、実力が十分に発揮できなかった人、練習が足りなかったなど子供たちからよく聞きました。

ある生徒の子供は、

「今まであと少しのところで優勝を逃してきていて悔しい思いをしているので、今年こそは優勝する」

と半年前の合同稽古の時から話していました。その後の稽古では、先生や先輩達に積極的に自分の型はどこに問題があるのか、直すべき点はあるか積極的に聞いて前向きに自分の型を修正していました。その後の稽古への取り組みも真面目に取り組んでいて心の持ちようが行動に大きな変化をもたらしている良い傾向だと感心していました。おそらくご家庭でも練習をしていたのだと思います。

結果、優勝

大変喜んでいました。努力が報われ成功した体験はこれからも人生において大切な経験になったと思います。目標を持ち行動を変え目的を達成する、諦めない心が大切です。小さな成功体験はきっとこれから困難にぶつかった時に希望に向かう力になることでしょう。

空手道や大会を通して子供たちに少しでも生き抜く力を学ぶ場を提供できていることを誇りに思います。これからも未来を生きる子供たちに良い刺激があるような会にしていきたいと思います。

大会を支えてくださった会員の皆様、保護者の皆様、先生方、会場を提供いただいた江戸川区東部区民館の皆様ありがとうございました。

江戸川道場は、瑞江駅近くの「東部区民館」で、葛飾道場は、新小岩駅近くの「にこわ新小岩」で、行徳道場は、行徳駅近くの「行徳区民館」で、練馬道場は、氷川台駅近くの「桜台地区区民館」で稽古を行っております。子供達が元気いっぱい稽古をしております。見学は無料でいつでも体験歓迎です。稽古日時をご確認いただき、参加を会員一同お待ちしております。